スムースくん2は、工事や細道などで片道通行が必要な箇所に設置する信号機です。
- センサーが上下車線のリアルタイムに交通量を検知し、最適な信号サイクルを実現、渋滞を緩和します。
- 誘導員の配置を最小限に抑え、コストダウン。さらにリモコン操作も可能で人件費を大幅に削減可能、現場の状況によってフレキシブルな対応が可能です。
- ソーラー + LED の省エネ設計、その上夜間や日照時間不足を補うバッテリーやAC電源での供電も備えた『3電源』設計で、場所や季節、時間を選ばない設置が可能です。
待ち時間=損失!! スムースくん2で待ち時間を短縮!!
渋滞は、事業者にとってもドライバーにとっても大きな損失!
工事による片道走行区間の渋滞は、ドライバーだけでなく、業者にとっても大きな損失です。
渋滞発生 ⇒ ドライバーからのクレーム ⇒ 誘導員の増員 ⇒ 人件費の増加
その他にも、周辺地域住民からのクレームや、事故などのトラブルが発生すれば、信用問題に発展しかねません。
まさに『渋滞は百害あって一理なし』です。
■スムースくん2で待ち時間を短縮、ドライバー、事業者双方の損失を軽減
片側交互通行区間・距離150m程度、青/赤 各30秒の従来のタイマー式信号との比較
パターン1・・・朝夕通勤時間帯など
10分間に片側が97台、反対側に20台の交通量が有った場合の停車車両合計待ち時間;
従来式・・・・・・・・・・18.59分 / スムースくん2・・・・5.65分 =削減率 69.61%
なんと!1/3以下の時間に短縮
パターン2・・・昼間
10分間に片側が79台、反対側に20台の交通量が有った場合の停車車両合計待ち時間;
従来式・・・・・・・・・・8.19分 / スムースくん2・・・・4.28分 = 削減率 47.74%
パターン3・・・昼間 (両方向とも同じくらいの交通量)
両方向とも3台のグループが1分間隔で10台、10分間に30台の交通量が有った場合;
従来式・・・・・・・・・・4.04分 / スムースくん2・・・・2.82分 =削減率 30.20%
パターン4・・・夜間 (両方向とも交通量が少ない)
10分間に11台の交通量が有った場合;
従来式・・・・・・・・・・1.63分 / スムースくん2・・・・1.04分 =削減率 36.20%
全てのパターン平均でも、約46%もの待ち時間を短縮、渋滞の緩和に貢献します。
■センサーが上下車線の交通量を検知、最適な信号サイクルを実現します
朝は『上り車線』だけが大混雑、夕方は『下り車線』だけが大混雑、
反対車線に車がいないのに、信号機は赤のまま!
こんなイライラを解消する弊社独自のアルゴリズム。
センサーで常に交通状況を監視しているので、朝夕だけでなく各時間帯で刻々と変化する交通状況にも対応が可能です。
待ち時間が短縮されれば、貴重な時間のロスが減るばかりか、省エネ、環境負荷の低減にも貢献できるシステムです。
特徴
無線リモコン併用でさらに人件費を削減!
応用事例
三叉路は、三方向車が同じ程度の出入りがある場合に設置、青時間は車の流れが途切れた場合青時間が短縮されます。
工事区間内に、車の出入りがほとんどない横道がある場合、三叉路信号機を設置すると全赤時間が3回繰り返すことになり大幅な待ち時間となります。このような場合、横道から車が来たときのみメイン道の信号サイクルに参入させることで時間ロスの少ない動作をすることができます。
三叉路・半感応横道対応設置
本線に対して非常に交通量が少ない横道がある場合、横道側に半感応式スムースくんを設置する事で、横道に車両が来た時にだけ本線の信号を赤にする事ができます。
三叉路・標準対応設置
三叉路で各道路の交通量が同等の場合、3台の信号機と3つのセンサーが連携し、それぞれに最も適した信号サイクルを実現します。
四叉路・標準対応設置
四叉路で各道路の交通量が同等の場合、4台の信号機と4つのセンサーが連携し、それぞれに最も適した信号サイクルを実現します。
四叉路・半感応横道対応設置
本線に対して非常に交通量が少ない横道がある場合、横道側に半感応式スムースくんを設置する事で、横道に車両が来た時にだけ本線の信号を赤にする事ができます。
県道435号線の橋の架け替え工事でスムースくん『三叉路・標準対応設置』をご採用頂きました。
工期は一年以上、誘導員による交通整理を行った場合;
365日X3名(三叉路) X 24時間 = 26,280時間 X 時給850円 = 22,338,000円
何と!2千万円以上のコストダウン!!
この膨大な人件費を節減でき、またスムーズな通行でクレーム等も減ったと大変お喜び頂きました。